中国、外国人記者に旧日本軍の侵略の罪証を公開

中国、外国人記者に旧日本軍の侵略の罪証を公開。 海外メディアは、中国外交部が16日に外国人記者を招き、第二次世界大戦に旧日本軍が暴行をはたらいた遼寧省瀋陽市の施設を紹介したと伝えた…

タグ: 記者 旧日本軍 瀋陽 捕虜

発信時間: 2014-01-23 14:21:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中日関係が緊張を続け、日本との宣伝戦が激化する中、中国は記者に九・一八歴史博物館を開放した。その導火線は、両国の東中国海の島嶼を巡る主権問題だ。戦時の歴史問題で存在し続ける不一致は、上述した局面をさらに複雑にしている。

中国の国家メディアは報道の中で、侵略軍の犯したさまざまな暴行、例えば南京大虐殺などを強調することが多い。安倍首相はこのほど中韓両国を怒らせた。韓国もかつて日本に占領されたことがあり、安倍首相が日本の指導者としては7年ぶりに靖国神社を参拝したからだ。安倍首相は歴史を深く反省すると表明し、不戦の誓いについて触れたが、その参拝行為は中国と韓国から批判された。

同博物館は、安倍首相の外祖父にあたる岸信介の展示品を出しているが、これには異論も存在している。岸信介は偽満州国で3年間に渡り高官を務めていた。当初は戦争犯罪を問われていたが、東京の特別裁判所はこの訴追を取り消した。

岸信介の展示品には、「A級戦犯で、かつて偽満州国政府の産業部次長を歴任し、1957−1960年に日本の首相となった」と文字の説明がついていた。ある解説者は見学者に対して、「この高官は、安倍首相の外祖父だ」と説明した。同博物館の歴史学者である王建学氏は、「安倍首相の観念は、外祖父の影響を受けているようだ」と指摘した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年1月23日

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