■中露軍艦がシリア化学兵器廃棄のため合同護衛、地域問題での緊密な協力を示す
中国の護衛艦「塩城」とロシアの原子力ミサイル巡洋艦「ピョートル・ヴェリーキイ」が最近、シリア化学兵器の廃棄のため合同護衛を行った。中国軍備抑制・軍縮協会の陳凱事務局長は人民日報の取材に「中露の包括的・戦略的協力パートナーシップはしっかりしており、各分野での緊密な協力を深化し続けている。今回の合同護衛は安全保障分野と地域問題の処理における両国協力の表れだ」と指摘した。
陳氏は「ロシアがシリア化学兵器搬送の護衛を提案すると、中国は迅速に応じた。これは両国間の具体的協力が非常に緊密であることを物語っている。中国が合同護衛活動に迅速に応じたのは、信頼し合う平等な政治ルートでの国際紛争の解決を堅持するとの中国政府の立場に合致するからであり、地域の平和・安定に貢献する中国の意向の反映であり、責任ある大国としての中国のイメージが示された。中露両国がシリア化学兵器危機の平和的解決で同意したのは、地域の平和・安定に関わる問題だからだ。両国の協力は国際協力の模範としての役割を発揮した」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月24日