韓国外務省は「日本の植民地支配時代、伊藤博文は朝鮮半島の武力侵奪・占拠を主導し、ひいては朝鮮半島と東アジアの平和を破壊した、当時の民衆に多大な苦痛とぬぐい去ることのできない暗い影をもたらした元凶だ。日本上層部はできるだけ早く過去の誤った行為について真摯に懺悔し、慎み深く謙虚な心で歴史を直視すべきだ」と糾弾した。
韓国セヌリ党の洪文鐘事務総長は「近隣国に対して残酷な侵略・略奪戦争を発動した日本こそがテロ国家だ」と痛烈に非難した。
村田信彦・元毎日新聞社駐独記者は「アジア近隣国は日本軍国主義に侵略され、主権を蹂躙された。だが日本の指導者は厚顔無恥にも靖国神社参拝などによって暴虐な歴史を無視し、歪曲している。このため中韓が記念館を建設するのは当然のことだ。私は安倍氏の靖国参拝に対する中国人の激しい怒りが十分に理解できる。もし私が中国人だったら、同様の行動に出るだろう」と述べた。
現在、日本右翼政治屋は歴史逆転の企てを繰り返し、拙劣なパフォーマンスをあちこちで行っている。日本国首相の安倍は1月22日のダボス会議で、偽りの恥ずべき言葉によって世界を愚弄した。靖国参拝は「国のために命を投げ打った人に敬意を表すもので、中韓両国民の感情を傷つける意図はない」というのだ。悪事は隠そうととすればするほど露呈し、ぬぐい去ろうとすればするほど黒くなるとはこのことだ。見識ある人はみな分かっている。今日に至るもなお靖国神社は当時の対外侵略「正当説」を公然と主張し、日本が太平洋戦争を発動したのは自衛のためだと公言し、極東国際軍事裁判は不法だと鼓吹し、東洋のナチスを神として祀っている。首相の身である安倍は靖国神社を参拝して、一体何がしたいのか?はっきり言って、その目的は侵略者の魂を生き返らせることだ。