米国のケリー国務長官が今月13~18日の日程で韓国、中国、インドネシア、アラブ首長国連邦を歴訪する。北京日報が伝えた。
外交部(外務省)の華春瑩報道官は10日の定例記者会見で、ケリー国務長官が王毅外交部長(外相)の招待で14、15両日に訪中し、中米関係その他共通関心事について意見交換することを明らかにした。
米国務省報道官は9日の声明で、ケリー国務長官が訪中時に、中国との積極的、協力的、包括的な関係構築に尽力する方針を再確認することを明らかにした。ケリー国務長官の訪中は昨年の就任以来2回目、アジア訪問は5回目だ。東アジア地域の関係が悪化する中、ケリー国務長官の訪問国に日本が含まれないことに大きな注目が集まっている。東京の外交筋は日本外交にとって打撃だと懸念。特に安倍首相の靖国神社参拝後であり、ケリー国務長官の行動は日本に対する不満を示すもののように見られる。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年2月11日