外交部(外務省)の秦剛報道官は5日の定例記者会見で「中国の国防費が中国経済の発展に伴い適度に増加することは、情理にかなっている」と表明した。
――日本政府が本日、中国の軍事費の増加を批判したことについて、コメントは。
毎年「両会」のたびに、中国の国防費に外部の注目が集まる。われわれが毎回言っているのは、中国は平和的発展の道を堅持し、防御的国防政策を遂行しており、中国の発展戦略と国防費は公開された、透明なものだということだ。これらの点を改めて強調する必要がある。
中国は大きく、国際情勢も複雑であるということを指摘する必要がある。こうした状況の下、中国の国防費が中国経済の発展に伴い適度に増加することは、完全に情理にかなっており、何ら大騒ぎに値することはない。
また、中国人民解放軍は飾りのついた槍を持ったボーイスカウトではないということも強調したい。中国が大きくならないボーイスカウトであることを常に望む者が外国にはいる。もしそうなら、誰が国の安全を守るのか?世界平和をどう守るのか?もしそうなら、中国は安寧になるのか?地域は安定するのか?世界は太平になるのか?(編集NA)
「人民網日本語版」2014年3月6日