駐中国ペルー大使:今年3月の会議には特別な意義も

駐中国ペルー大使:今年3月の会議には特別な意義も。 今年3月の会議には特別な意義がある。なぜなら中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会後に開かれる初の会議であるからだ。三中全会では、中国の未来の発展方針に関する重要な決定が下された…

タグ: ペルー 大使 三中全会 投資

発信時間: 2014-03-07 09:50:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国は年に一度の全国両会(全国人民代表大会、全国政治協商会議)の時期に入った。中国の両会に対する海外の注目度は、近年高まり続けている。2014年は、中国が改革を全面的に進化する「元年」とされており、米週刊誌『タイム』は中国の「歴史的な転換の年」として定義付けた。中国の外国人大使は、中国と海外の交流を最も直接的に結び付ける架け橋、中国を最もよく理解している外国人であり、その独特な視点で中国の両会を解読できる。

駐中国ペルー大使 今年3月の会議には特別な意義も

ゴンザロ・グティエレス氏は2011年より駐中国ペルー大使に就任している。グティエレス氏は記者の取材に応じた際に、「両国関係の各分野の発展に関する年間計画を立てており、相互促進の一年になるだろう」と語った。

グティエレス氏は、「今年3月の会議には特別な意義がある。なぜなら中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会後に開かれる初の会議であるからだ。三中全会では、中国の未来の発展方針に関する重要な決定が下された。三中全会で提案された改革計画は、中国の未来の市場の役割、汚職撲滅、都市部・農村部の発展の不均衡などと関連しており、これらのテーマは全国人民代表大会の会議の内容になる」と指摘した。

グティエレス氏は、「中国の対外投資はラテンアメリカとの間に密接なつながりを持ち、特にペルーにとって極めて重要だ。ペルーにとって最も重要なのは、両会のラテンアメリカ問題に対する活動の進展に歩調を合わせることだ。また政府がいかに中国のラテンアメリカ問題における参与の度合いと多様性を高め、自然資源からその他の重要な工業・付加価値へ投資を移していくかも重要だ」と分析した。

グティエレス氏は、「政府の活動について興味を感じているのは、習近平国家主席が就任1年目に、すでに多くの改革を実施したことだ。中国は多くの社会面の潜在的な問題に直面しており、これらの問題は解決が待たれている。例えば、一部の地方官僚の汚職や環境保護などだ。中国政府はこれらの問題に直面している。これは中国だけではなく、海外でも公認されている問題だ。政府は台湾の代表とフレキシブルかつ実務的な政治対話を進めるため、かつてないほどの努力をした」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年3月7日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。