クリミア決議採決 棄権こそ中国の姿勢

クリミア決議採決 棄権こそ中国の姿勢。 クリミアで16日、争議の的となっている「住民投票」が実施された。クリミアの「独立」はすでに阻止できず、ロシア政府がうなずきさえすれば、ロシアへの「復帰」が欧州の新たな政治的現実になると政治評論家の多くは確信している…

タグ: クリミア 決議 棄権

発信時間: 2014-03-18 09:51:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ウクライナで先月起きた事は、容易にロシア人によって「色の革命」の1つと定義された。西側メディアはプーチン大統領が座視することはないと早くから分析していた。だが西側の頭のぼうっとした政治屋は彼らの支持するウクライナの一派に自制するよう警告しなかった。

西側は今、国家の領土保全の重要性を思い出した。だが彼らは以前、何をしたか?1999年のコソボ紛争前、西側は主権国家であるユーゴスラビア連邦共和国に対してコソボ・メトヒヤ自治州からの軍の撤退を強制。NATOは国連の承認を得ずにユーゴスラビア連邦共和国に対して70日以上の空爆を実施した。コソボ独立は完全に爆撃によって実現したものだ。

西側はチェチェン分離運動も支持した。欧米メディアはしばしばチベットを「国家」と見なして描く。クリミアの独立運動の前に、実は西側は主権国家の領土保全という国際規則の尊重に、数え切れないほどの落とし穴を掘ったのだ。

クリミアの住民投票から、1954年までロシア領だったこの半島のロシアによる「併呑」までには、まだ一定の距離がある。ロシア政府はその「加入」を受け入れるかどうかについて依然一定の曖昧さを保っており、プーチン大統領は公に姿勢を表明していない。

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