習近平国家主席の夫人である彭麗媛夫人の招待を受け、ミシェル夫人は二人の娘と母を連れ、本日から26日にかけて北京・西安・成都を訪問する。ミシェル夫人が単独で中国を正式訪問するのはこれが初めてだ。「夫人外交」を紐帯とし、中米関係も革新的な「ソフトな調整」を迎えると分析する声もある。
夫人の交流、中米外交の革新に
中米両国の交流の歴史において、ファーストレディとして単独で訪中するのは、ミシェル夫人が初めてだ。この「特殊な意義」のために、ホワイトハウスは3月上旬からミシェル夫人の訪中に関する情報を発表しており、そのウェブサイトでミシェル夫人の訪中に関する特別ページを設けたほどだ。ミシェル夫人は中国語の簡単な日常会話を学び、小学生に中国旅行と中国料理について質問しており、今回の訪中への重視を示している。
話題は青少年と教育に集中、政治的議題には触れず
米国のこれまでの説明によると、ミシェル夫人の訪中の全過程で、教育が注目の焦点となる。もう一つの焦点は中米の青少年交流促進の強調だ。ミシェル夫人は訪中により、米国の青少年に、中国への理解を深めさせようとしている。
中国公共外交協会副会長の馬振崗氏は、「中米の間には多くの政治的議題があり、国家元首の夫人による交流は、世界の輿論から注目を受けている。しかし国際的な慣例を見ると、国家元首の夫人の交流は具体的な政治課題ではなく、文化・教育、婦人・児童などソフトな話題を重視することが多い」と指摘した。
夫人外交を紐帯とする中米関係、ソフトな調整を迎える