英国最大の広告代理店・メディアプランニング会社のWPPグループはこのほど、「中国の夢の力と潜在力」と題する調査報告書の内容を発表した。同報告書は、「米国の夢と英国の夢は個人の発展を強調するが、中国の夢は個人の発展と国家の発展の間に強いつながりがある」と指摘した。
同報告書は、WPPの中国ブランド年間調査の一部だ。WPPは2月24日にロンドンで、年間で最も価値ある中国ブランドに関する会議を開き、英国の多くの政界関係者が出席した。デイリー・テレグラフによると、WPPは近年中国ブランドのランキングを作成しており、これらのブランドを西側市場に紹介し、提携のチャンスを模索している。WPPのマーティン・ソレルCEOは同日の活動で、「英国を含む多くの西側諸国は、中国の経済的な潜在力を意識していない。13億の人口が、中国に多くのチャンスを与えている」と語った。英国議会の韋鳴恩(英語名・Nathanael Ming-Yan Wei、英国生まれの華人)議員は、「英国は中国の夢は中国人のためだけのものではなく、同時に海外に提携のチャンスを創出しており、全世界に利益をもたらすことを理解するべきだ。移民文化を代表とする米国の夢、英国の夢は両国の発展を促した。中国の夢がもたらすのは、全世界の人々の発展に関する夢だ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年3月21日