古人の知恵と中国外交の新理念

古人の知恵と中国外交の新理念。 中国の習近平国家主席が欧州を訪問している。習主席はここ数日、オランダとフランスで相次いで寄稿を行い、「友人は歩むほど近づき、善意の言葉を語るほど親しくなる」「輝かしい二大文明の交流と相互参考によって両国民間の心の距離が近づいた」と指摘した…

タグ: 古人 中国 外交

発信時間: 2014-03-29 08:30:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

平和的発展は世界の大義であり、協力・ウィンウィンは世界の大利だ。まさに習主席が深く指摘したように「義が反映するのはわれわれの理念であり、共産党員、社会主義国家の理念だ。この世界で一部の人が幸せに暮らし、一部の人がそうでないのは、良くないことだ。真に満ち足り、幸せであるのは、みなが共に満ち足り、幸せであることだ。われわれは全世界の共同発展、特に数多くの途上国の発展の加速を希望する。利とは互恵・ウィンウィンの原則を守り、勝つか負けるかではなく、ウィンウィンを実現することだ。われわれには貧困国に対してできる限りの援助を行う義務がある。時には義を重んじて利を軽んじ、利を捨てて義を取る必要さえある。利益のみを図り、小さな事にこだわっては断じてならない」のである。このため、中国は周辺国との関係において「親、誠、恵、容」を強調。アフリカ諸国、さらには中南米の小国に対しては「真、実、親、誠」であり、欧米の先進国に対しても、誠実に接し、対立を避け、協力を図ることを当然希望している。

こうした理念は、習主席の統率する中国の一連の外交実践に具体化されている。習主席の今回の外遊に対するネット上のコメントを見てみよう。「親しく、誠意と自信がある。指導者個人のイメージも、中国のイメージも一新した」「ファッションは東洋の魅力を放っており、一つ一つの表情が中国の立派な風采をはっきりと示した。大国外交には『ファーストレディー』がとりなし、彩りを添えることが欠かせない。堂々としていて、温かく、優雅なのが彭麗媛夫人の気質だ。これは中華民族の気質でもないか?」

古代の智者4人は中国と欧州だけでなく、世界にも聞かせるべき言葉を他にも多く残している。例えばソクラテスは「天下を意のままにしたい者は、まず自らを意のままにできなければならない」と言った。この言葉は、現在の日本に聞かせるのにぴったりだ。日本は戦後ドイツの真摯な悔悟から、自らの得失を省みてはどうか。自らの言動でさえ制御できず、自らの向かっている方向も安定しないのに、どうやって「己立たんと欲して人を立て、己達っせんと欲して人を達す」ことができるのか?(編集NA)

 

「人民網日本語版」2014年3月29日

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