周知の通り、南沙諸島を含む南海諸島は古来より中国領だ。第二次世界大戦後、戦後の一連の国際的な文書の規定に基づき、国民政府は1946年、日本の侵略者からこれらの島を取り戻した。戦後長期に渡り、フィリピンを含む多くの国が、南海諸島が中国領であるという事実を承認・黙認していた。1970年代になるとフィリピンが南沙諸島に目をつけ、軍隊を派遣し中国の一部の島嶼を占拠した。これらの行為は国連憲章と国際関係の基本準則に著しく違反している。中国政府はこれまで強く反対し、フィリピンに対して占拠した中国領から撤退するよう求めてきた。フィリピン側は間違いを正そうとしないばかりか、挑発行為をエスカレートした。いわゆる国際仲裁は、違法であり理に合わない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年4月2日