習近平主席の欧州の旅は、東洋文明が世界に心を開く旅となった。
習主席がパリの国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)で行った演説は拍手喝さいを受けた。「各種の文明を理解するには平等で謙虚な態度を示さなければいけない。1つの文明を上から目線で扱えば、文明の奥まで見ることができないだけでなく、互いに受け入れることもできない。歴史と現実は、傲慢と偏見が文明交流と相互学習の最大の障害であることを示している 」
世界に歩み入るには、交流と意思疎通を通し、非理性的な偏見と苦慮をなくし、人類の文明の多様な融合、平等・相互信頼、許容・相互学習、協力・共同利益を促さなければいけない。また、大国台頭における戦争、衰退、ゼロサムのいわゆる「宿命」思想を打ち破る必要がある。ある意味において言えば、これも中国が大国になり、人類の運命共同体の「特有の使命感と責任感」を持っていることの表れである。
地球上に住む誰もが時代の架け橋になり、人類の各文明の花を競って咲かせ、全人類の物質と精神生活を豊かにする責任を担っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年5月8日