李克強総理は4~6日、「アフリカの屋根」と呼ばれるエチオピアと同国の首都アディスアベバにあるアフリカ連合(AU)本部を訪問した。李克強総理のアフリカ歴訪最初の訪問地であり、このほど評論家は「実り豊かな訪問であり、このうち『3つの一極』論、『461』協力枠組みは中国・アフリカ関係の『アップグレード版』を築くうえで力強い支えとなるものであり、中国の総理による『ソフトパワー』外交は目玉が相次いだ」との認識を示した。中国新聞網が伝えた。
注意深い評論家は、密な公式日程の中で、李総理の外交が「ソフトパワー」をしきりに見せたことに気づく。李総理は中国人医師による手術を受けたエチオピアの白内障患者2人のガーゼを自ら取り、花を贈り、視力回復を祝った。これはソーシャルネットワーク上で注目トピックとなり、少なからぬネットユーザーが李総理の親民的行動に「いいね」を押した。
李総理の訪問には程虹夫人も同行した。現地時間6日、李総理とムラトゥ大統領は共に夫人を伴って会談の場に臨んだ。程夫人は自らの著作と翻訳作品をムラトゥ大統領夫妻に寄贈した。5日にはエチオピア首相の夫人とともにアディスアベバ大学を訪問し、中国語の授業を見学。学生たちと交流し、書籍やパソコンを寄贈した。程夫人は学者としての風格が大衆の面前で輝き、その独特な魅力のためにメディアから「李総理のソフトパワー」と呼ばれた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年5月8日