日本のほぼすべてのメディアは、共同声明の「中ロは第二次世界大戦の欧州とアジアの戦場で、ドイツのファシズムと日本の軍国主義に対する戦勝70周年記念活動を実施し、歴史歪曲と戦後の国際秩序の破壊の意図に対して強く反対し続ける」という内容に直ちに注目した。
NHKは20日、「これは中国が歴史認識問題でロシアの支持を得たことを意味する」と報じた。日本経済新聞は、「中ロは連携を強調することで、アジア太平洋回帰を推進する米国、釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題で中国と対立する日本をけん制した」と伝えた。米IBTimesは、「米国にとって、中ロの友好はタイミングが悪い。ロシアと米国の関係は現在、冷戦後で最も冷え込んでいると言える。米国と中国の関係も、特に米司法省が月曜日に中国軍の5人を起訴してから悪化している」と報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月21日