習主席は「各国は共同、総合、協力、持続可能な安全の理念を提唱し、あらゆる国の安全を尊重し保護すべきだ。1つの国だけが安全で、あるいは一部の国の安全だけが保障されることは適当ではない。他国の安全を犠牲にして自分自身の所謂『絶対安全』を図ることはなおさらいけない。開放で透明かつ平等なアジア太平洋安全協力枠組みの建設を促し、各国が共に地域と世界の平和と安全を維持し保護していくことを推進すべきだ」と語りました。
習主席はさらに、「中国は平和的発展の道を揺るぎなく歩んでいく。いかなる力も中国が平和的に発展していく信念を揺るがすことはできない。中国は自身の主権、安全、発展の利益を固く維持保護し、他国の内政と原則を絶対に干渉しない。自分の意志を他国に押し付けず、そしてどんなに強くなっても永遠に覇を唱えることはしない。中国は、各国が平和的発展の道に沿って手を携えてこの道をしっかりと歩んでいくことを心より期待する」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2014年6月29日