中国外交部は2013年版防衛白書について、日方は「中国の脅威」をあおり、緊張と対立をわざと作り出しているとし、日本の一部の政治勢力や政治家が軍事力強化を訴えていることを考え合わせると、国際社会は日本の発展方向について不安を禁じ得ないとの立場を示した。
日本は2013年版白書で、安全保障環境の「厳しさ」を強調するため、中国や朝鮮、ロシアの例を列挙した上、韓国と日本で争議のある島嶼(日本名竹島、韓国名独島)は「日本固有の領土」とし、様々な方面からの批判を受けた。
2013年版白書はさらに、日本独自の防衛力の強化の必要性を初めて提示し、敵国の基地を攻撃する能力を持つことや海兵隊の新設も提案。「集団的自衛権」の行使などの敏感な問題について議論が行われている状況についても触れた。
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