成長し大きくなる「周辺友好協力ベルト」

成長し大きくなる「周辺友好協力ベルト」。 習近平国家主席は7月の韓国訪問に続き、近くモンゴルを公式訪問する。中国の最高指導者が周辺国を一カ国、また一カ国と立て続けに訪問するのは、中国外交史上多くは見られないことだ…

タグ: 習近平 モンゴル 友好 協力

発信時間: 2014-08-22 11:08:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

しばらくの間というもの、米国は「アジア太平洋リバランス」戦略の推進に拍車をかけ、日本は「価値観外交」を大々的に繰り広げ、いわゆる「アジア版NATO」なる言葉が度々聞かれ、まるで一部の国々が対中「包囲網」を構築しているかのようだ。だが実際には、中国は「包囲」されていないばかりか、反対に周辺国との関係を深化し続けており、友好協力はたゆまず拡充され、利益の結びつきは一層緊密化している。

世界史を見渡すと、大国と周辺国との関係をうまく処理することは、世界的難題のようだ。歴史上、欧米列強は周辺国を侵略し、強い国が弱い国を虐げ、周辺国に深刻な災禍をもたらした。これと反対に、中国は大国と周辺国との善隣友好という協力の道を切り開き、新型の国際関係の構築に積極的な貢献を果たしてきた。

他国に利益をもたらしてこそ自らも報われるというのが、この新型の国際関係の真髄だ。信用を重んじ、睦まじい付き合いを求める伝統的な文化的遺伝子、および社会主義国家としての特徴が、義を優先し、義と利を共に考慮し、自らの発展を通じて周辺国に恩恵を及ぼし続け、自らのより良い発展、持続可能な発展を実現するという中国の周辺外交理念を決定づけている。

誠実に接することが、この新型の国際関係の基礎だ。中国は周辺国と戦略面の相互信頼を強化し続け、各種形式の戦略的パートナーシップを幅広く構築し、様々な形式の戦略的協力を繰り広げている。

開放とインクルーシブネスがこの新型の国際関係の鮮明な特徴だ。中国は周辺に勢力圏を求めず、アジア版「モンロー主義」を採用せず、各分野で地域の国々との協力を積極的に推進すると同時に、域外の国々が周辺地域の実務協力に建設的方法で参加することに常に開放的姿勢で、周辺の安定と繁栄を各国と共同で促進している。

コネクティビティの大協力の時代にあって、多くの国々に取り囲まれていることは、中国にとって周辺国と交流・協力を拡大し、発展・繁栄を共に図るうえで独特の強みだ。中国と周辺国の共同努力の下、この友好協力ベルトは成長し大きくなり続け、アジアと世界に一層の幸福をもたらす。(編集NA)

「人民網日本語版」2014年8月21日

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