中国のDF21対艦弾道ミサイル、米国の「世界の警察」の地位を脅かす

中国のDF21対艦弾道ミサイル、米国の「世界の警察」の地位を脅かす。 DF-21Dの射程距離は1500キロに達し、多目標核弾頭を搭載可能で、約12分間で遠く離れた目標を攻撃できる。中国がDF-21Dで米国の空母を攻撃すれば、少なくとも中米の戦争の勃発を意味することになる…

タグ: DF21 ミサイル 軍事強国

発信時間: 2014-08-29 11:02:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

  

資料写真

カナダニュースサイト「iPolitics」は8月26日、カナダ自由党上院議員、国家安全・国防上院委員会元委員長のコリン・ケニー氏の文章を掲載した。内容は下記の通り。  

DF-21Dの射程距離は1500キロに達し、多目標核弾頭を搭載可能で、約12分間で遠く離れた目標を攻撃できる。中国がDF-21Dで米国の空母を攻撃すれば、少なくとも中米の戦争の勃発を意味することになる。  

この状況を回避するため、米中両国は米ロ間で結ばれた中距離核戦力全廃条約に類似する条約を締結するべきだ。しかし中国はその場合、東中国海と南中国海の軍艦配備問題に関する保証を求めるようになる。これは中国と周辺諸国の協議における、米国の「審判」としての能力を弱めるだろう。  

しかしDF-21Dがカタログ値を実現し、米軍空母打撃群を壊滅させられ、なおかつ米国が同ミサイルに対応する手段がなかい場合、今後数年間の東中国海・南中国海での審判は今まで以上に恐ろしい職業になる。  

歴史を見ると、中国が世界の軍事強国であったことはない。中国はかつて多くの国から圧力を受け、その中心となったのが英国、日本、米国だ。しかし中国の発展に伴い、この状況が今後も続けられることはなくなった。財力、決意、技術力が備わった中国は、自国の軍事能力を急速に強化できる。米ロは現在、世界の軍事強国となっている。両国は数十年に渡り、相手国および周辺諸国を攻撃できる潜在力を維持してきた。これは恐るべきことだが、この恐れによって米ロは条約を結び、相手国の核兵器に対してある程度の冷静を維持できるようになった。

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