ロスオボロンエクスポルト(ロシア国防輸出社)の代表団を率いて珠海エアショーに出席した責任者は、「J-31は地域市場において、F-35と競争できる」と話した。
中国軍事専門家の張軍社氏は、「F-35と比べ、J-31はコストパフォーマンスで有利だ。製造コストが低いため、J-31の輸出先は、F-35を購入できない発展途上国になる」と分析した。
珠海エアショーの開幕前に、J-31が展示されるという情報が発表された。米軍関係者は、「J-31は戦闘中に、米国のステルス戦闘機に勝る可能性がある」と述べた。F-35プロジェクトに詳しい米国のベテラン戦闘機パイロットは、「中国のステルス戦闘機はまだ開始段階にあるが、最終的には米国の同世代戦闘機と肩を並べるだろう。J-31は現在、米国のF-15、F-16、F/A-18E/Fなどの、ステルス機を除く主力戦闘機に勝る可能性がある」と指摘した。外国の戦闘機に詳しく、豊富な作戦の経験を持つ米空軍戦闘機パイロットOBは、「エアショーは真の作戦能力をありのままに反映できないが、中国のジェット機と武器には文句のつけようがない」と話した。
軍事科学院研究員の王長勤氏もJ-31の輸出の将来性に期待し、「J-31は任務に対する適応性が高い。発展途上国には任務と装備の需要がありながら、自国での開発が困難であり、中国との協力が賢明な選択になる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年11月13日