中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は27日の定例記者会見で「中国は米国、カナダ、オーストラリアなどと腐敗対策の国際協力で緊密な意思疎通を継続しており、こうした協力は強化され続けている」と表明した。
――外交部は26日、腐敗対策、国際的な逃亡犯逮捕、不法取得資産没収についてプレス・ブリーフィングを開き、メディアから注目された。こうした分野での中国側との協力に「西側諸国は消極的」と報じるメディアがあるが、コメントは。 腐敗犯罪は人類社会のがん、国際社会共通の敵であり、各国共に腐敗対策で国際協力を強化する決意を表明している。中国は米国、カナダ、オーストラリアなどと腐敗対策の国際協力で緊密な意思疎通と協力を継続し、良好な効果を上げている。こうした協力は強化され続けているが、さらなる改善が必要な部分もある。
各国が共に努力しさえすれば、必ずやさらに多くの具体的成果を上げられるとわれわれは信じている。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年11月28日