昨日朝10時頃、金鐘の抗議活動地区の側にある解放軍香港駐在部隊司令部の建物の窓から煙が出て、中には火も見えた。消防車が現場に駆けつけ、消火作業を終えた。香港紙『南華早報』の公式ミニブログが伝えた。
本件は香港のネットユーザーに熱心に議論されている。ある人は政府が解放軍の緊急出動により違法集会「セントラル(中環)占拠」の参加者を追い払おうとしたと推測している。別の人は、政府が活動家が火を放ったと宣伝し、占拠活動のイメージダウンを図ったという陰謀論を発表している。
解放軍香港駐在部隊の報道官は、「軍営の台所の煙を出す穴から火と煙が出た。事件発生後、当方は迅速に消火活動を行い、負傷者や重大な財産の損失もなかった」と発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年12月2日