「ここは辺鄙な場所にあり、着陸可能などの地点からも遠い。そのため、非常に悲しく残念なことだが、最新のデータによるとMH370便はインド洋南部で最期を遂げたとお知らせしなければならない」
―――マレーシアのナジブ首相
マレーシアのナジブ首相は3月24日夜、クアラルンプールで「イギリスの航空事故調査局の報告に基づき、マレーシア航空のMH370便はインド洋南部の海域に墜落したと断定した」と発表した。
ナジブ首相は現地時間同日夜10時、緊急記者会見を開き、イギリスの航空事故調査局の報告を受けたことを明らかにした。報告によると、国際海事衛星機構のインマルサットは収集した衛星データを統計し、このような調査で使用したことのない分析方法を用いてMH370の飛行軌跡を明らかにした。
ナジブ首相は、「新たな分析によると、インマルサットと航空事故調査局は、MH370便は南部回廊に沿って飛行し、最後の位置は南インド洋の中央のパースの西だったと断定した」と話した。
また、「ここは辺鄙な場所にあり、着陸可能などの地点からも遠い。そのため、非常に悲しく残念なことだが、最新のデータによるとMH370便はインド洋南部で最期を遂げたとお知らせしなければならない」と述べた。