最高人民法院・最高人民検察院、汚職撲滅を重視

最高人民法院・最高人民検察院、汚職撲滅を重視。 中国の2つの最高司法機関の責任者は12日、汚職撲滅の「宣戦布告」を行った。両氏は2015年に汚職撲滅の鋭い剣を高く掲げ、汚職を一つも残さず撲滅・粛清し、根本を正すことで汚職を防止すると表明した…

タグ: 最高人民法院 最高人民検察院 汚職撲滅

発信時間: 2015-03-12 14:42:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の2つの最高司法機関の責任者は12日、汚職撲滅の「宣戦布告」を行った。両氏は2015年に汚職撲滅の鋭い剣を高く掲げ、汚職を一つも残さず撲滅・粛清し、根本を正すことで汚職を防止すると表明した。

2つの機関の統一的な活動理念、重点的に選択した突破口を見ると、中国の今年の汚職撲滅の戦いは力強い勢いを維持し、クリーンな政治環境を構築し、「4つの全面」を貫徹するため、力強い司法の保障を提供することになる。

最高人民法院(裁判所)の周強院長、最高人民検察院の曹建明検察長は第12期全国人民代表大会第3回会議で、活動報告(以下、報告)を行った。全面的な法に基づく国家統治、全面的な厳格な党内統治を背景とし、今年の報告の汚職撲滅に関する多くの内容が注目された。

中国共産党第十八次全国代表大会以来、中国共産党は汚職撲滅に辣腕を振るい、法と制度により汚職撲滅を進め、深い印象を残している。しかし大物・小物の汚職撲滅の記録更新が続く中、「汚職撲滅が経済発展の足を引く」という雑音が聞かれるようになった。

報告はこの雑音に対する有力な反論となった。中国の汚職撲滅の戦いは、国家の大計と国民生活の重要分野を巡り展開されており、重点と方針が明らかにされている。これは経済・社会の健全な発展を力強く「護衛」することになる。

中国浦東幹部学院法律・人文総合教研部の劉哲昕主任は、「汚職を発見したにも関わらず、直ちに根治しようとしなければ、これは病の発覚を恐れ病院に通おうとしないようなものだ。改革推進の名義により汚職撲滅を遅れさせれば、非合理的だ。有機的な社会においては、汚職の悪性腫瘍を直ちに取り除くことで、体の免疫バランスを維持し、国家全体の健全かつ持続可能な発展を促すことができる」と指摘した。

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