米メディア:中国はアジアの「米国」になってしまうのか

米メディア:中国はアジアの「米国」になってしまうのか。 1845年、米国はテキサスを併合した。ワシントンは隣国(メキシコ)に対し、同国から離脱していた領土(テキサス)の米国への併合だけでなく、新たな国境の線引きも求めた。米国はその立場を挑戦的な軍事行動によって支え、論争のある領土を占領した…

タグ: アジア  国境 軍事 政治 外交

発信時間: 2015-05-31 10:58:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国はいかに対応すべきか。国内外からは、中国によりネガティブな政策を取るよう求める圧力が高まっている。だがこれは米国を危険に陥れかねない。米国は、中国を刺激して東アジアの領土の泥沼から抜け出せなくなるような事態を避けるべきである。ワシントンは、東アジアの主導的な地位は米国の安全にとって不可欠なものではないことを認め、領土争いにはどちらの立場も取らないと言動を通じて明らかにすべきである。オバマ政権は、問題を自然に展開させ、その目標は北京を打ち負かすことでなく、地域の平和と安定を増進することであることを明言すべきだ。

米国は、中国の習近平主席がケリー国務長官に言った「太平洋には中国と米国という2つの大国を受け入れる十分な空間がある」という状況を確保すべきである。北京とであっても交渉は奏効しうる。交渉がうまく行かなくても、米国が戦争に踏み切る必要はない。米国は、2世紀前の当時の超大国がいかに好戦的な新たな共和国に対処したかを振り返るべきだ。ロンドンは現実を受け入れた。米国にとっての最重要の利益は、当時の英国と同様、平和を確保することであり、戦争を始めることではない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年5月29日

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