中ロ演習が本日開幕 合同演習はアジア太平洋の複雑な駆け引きか?

中ロ演習が本日開幕 合同演習はアジア太平洋の複雑な駆け引きか?。

タグ: 合同演習 アジア太平洋 ロシア 米日

発信時間: 2015-08-20 10:50:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

東アジアの軍事・政治情勢は、星が形成されていないあいまいな星雲のままだ。しかしながら、ここで最も大きな重力が形成中のように見え、今後うっすらと目に見えるようになるだろう。

これは一部の人を懸念させている。米国のアジア太平洋における軍事力の配備の拡大、軍事同盟の強化は、中露に圧力を形成している。中露は力を貸し合い米国と対話する力を強化し、多くの現実的な需要が生まれている。中露の軍事面の歩み寄りの最大の原動力が、米日同盟の動きであることは否定できない。

中露はいずれも大きな力を持つ国だ。両国は同盟の水準を下回る全面的・戦略的パートナーシップを実現している。しかしこの緊密な関係は、アジア太平洋のバランスの維持を支えている。中露が同盟に向かえば、世界の戦略的構造を徹底的に変えるだろう。米日同盟は大きな圧力に直面するが、そうなれば中露各自の全面的な外交も損失を被るだろう。

中露は理性的に双方の関係を適度な水準にとどめている。米日も同じような理性を備え、米日同盟の攻撃性を無制限に高めることを回避するべきだろう。日本は現在、地域で余りにも活発な安全の役割を演じている。日本はこうすれば、自国を損ねることになる。アジア太平洋の主な勢力は、自身の力を強化し、より強く信頼できる友好国と交わることで安全を保障するほか、その他の友好国ではない大国の安全面の危惧に適切に配慮する必要があることを認識するべきだ。

中国はアジア太平洋で最も勢い良く力を増す国だが、いかなる国とも力で対抗するつもりはない。21世紀の力による対抗は凄惨極まり、大きな破壊力を備えるからだ。中国は独自の軍事演習を実施するか、合同演習に参加する際に、「具体的な国を対象としない」ことを強調している。中国は少なくとも米日よりはこの誠意を持っている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年8月20日

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