国歌を聞き涙が頬を伝う
海外の留学生が授業を欠席し生中継を見守る
大洋の向こう側で小さなパソコンのスクリーンの前に座り、ネット中継により閲兵式を見ていた武漢市出身の留学生たちは、同じく愛国心を胸に抱いていた。
北京時間昨日午前10時頃、楚天都市報の記者はネット上で、華中師範大学第一附属中学を卒業した留学生の史寧氏に出くわした。フランス現地時間だと、午前4時だった。彼は、「興奮して眠れない」と言った。
史氏は仏ペルピニャン大学の大学院生で、経済を専攻している。彼によると、中国人のルームメイトが目覚まし時計をセットし、祖国の閲兵式の生中継を視聴したという。「海軍の艦載機編隊、海上偵察機編隊などが通過するのを見ると、興奮した。これは中国の海上防衛力の強化と、中国が国家安全を保障する実力を手にしたことを意味するからだ。国家の軍事力がこれほど強くなるのを目にし、感無量だ。異国にいても誇らしい」
シンガポールと中国の間には時差がないため、南洋理工大学3年生の度亦博氏は、授業の前に動画を視聴した。度氏は、「華中師範大学第一附属中学に通っていたころ、国旗掲揚がとても長く感じられた。3年間留学し国歌を耳にしていなかったが、今日改めて閲兵式でこのメロディーを耳にすると、涙で顔が濡れた。近くの友人たちは一昨日から閲兵式に期待し始めていた。午前中に一部の生徒が授業を欠席し、寮で生中継を視聴した。みなはこの忘れがたき時間を逸したくなかった」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月6日