「中国が平和維持部隊に最多の人員を派遣している国連安保理常任理事国であることに私は注意を払っている。この方面での中国の投入、地域の緊張緩和に向けた米中両国の努力を私は称賛する」と述べた。また「環境保護とクリーンエネルギーの使用の面で米中両国が共に有効な政策理念を打ち出したことは指摘に値する。こうした理念は今年12月の国連気候変動会議で重要なテーマとなる」と述べた。
スコウクロフト氏は「米中首脳会談では海事安全、サイバーセキュリティー、両軍関係、イランや朝鮮問題など、計り知れない影響を与えるいくつかの問題において建設的な話し合いが行われると信じている。こうした問題で双方が共通認識にいたることができれば、進展を得ることが可能だ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年9月16日