米国留学を控える子供が現地で満足な食事ができるよう、中国で料理学校に通わせ中華料理を学ばせる保護者もいる。米国の華字紙「星島日報」の報道を引用し中国新聞網が伝えた。
「ロサンゼルス・タイムズ」によると、子供が米国のキャンパスに適応できるよう、莫凡(MoFan、音訳)の両親は1年間英語を勉強させるため米国に送り出した。
しかしこの20歳の北京男子はこの一年で語学トレーニングが必要なだけでなく、料理のトレーニングも必要なことに気付いた。現在、シアトルセントラル大学で学ぶ莫さんは「去年、中国を出る前、料理に対して無知だった。単純に食べたいものを放り込んで一緒に炒めるだけで、とてもまずかった」と語る。
北京のある料理学校の生徒募集の責任者は「今年8月、莫さんを含め、外国に留学に出る予定の中国人学生40人が費用300元(約5640円)をかけて10日間の調理コースに参加した。毎日午後、先生は学生達に京醤肉絲、トマト卵炒め、餃子などの中華料理の調理法を教えます。学生達は前の日に先生から学んだ料理を次の日の午前中に作ります」と語る。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年9月27日