・中国の貢献
26日午前10時頃、国連本部ビルの10数人のカメラマンを収容できる部屋は、各国の記者で満員になっていた。すべての記者が習主席の登場を待ちわび、国連登場の瞬間を捉えようとしていた。その他の国家元首が発言した時、3つの議長席には人の姿がなかった。しかし習主席の発言の番になろうとすると、議長がどこかから急いで戻ってきた。
海外メディアは習主席の談話について、「習主席が飢餓と貧困の解消に20億ドルを支援」「中国が貧困国の開発に20億ドルの供与を公約」「中国が第1期となる20億ドルの南南協力援助基金を設置へ」と伝えた。AFP通信は、「習主席は土曜日に国連で演説した際に、貧困国開発基金を設置するため20億ドルを出資すると約束し、中国の日増しに高まる世界的な影響力を示した。習主席は初めて国連で演説し、今回の訪米のピークを迎えた」と報じた。
独ディ・ヴェルト紙は27日、「習主席は土曜日の国連開発サミットで、すべての国のために公平な発展のチャンスを勝ち取り、各国に国際ルールの制定に平等に参与する権利を与えるよう呼びかけ、一連の具体的な措置を打ち出した。習主席の演説は、何度も現場の割れんばかりの拍手によって中断された」と伝えた。