中国の習近平国家主席は、 9月22日から28日まで米国を国賓訪問中で、国連創設70周年関連首脳会議に出席する。国家主席に就任以来、習主席が米国を国賓訪問するのは、今回が初めて。今回の訪米には、どのような注目すべきハイライトがあるのだろうか?中米関係に対してどのような意味を持つのか?中国人民大学重陽金融研究院執行院の王文院長は、独占取材に対して、「今回の習主席訪米には、注目すべき4つのハイライトがある。この中でも、経済・貿易分野での協力は、最重要と言えよう。米中の経済・貿易関係は、範囲がこれまでで最も広く、カテゴリーが最も深く、プロジェクト件数が最も多く、ウィンウィンが最も多様化した段階に突入する」との見通しを示した。中国経済網が伝えた。
以下は、王文院長の談話内容。今回の習主席の米国訪問では、以下4点が最も注目されている。
1.米中の戦略的位置づけについて。世界第2の経済体である中国が、世界トップの米国といかなる戦略関係を結ぶか、両国関係は今後、どのような方向に進んでいくのかについて、さらにはそれをめぐる様々な問題をどのように解決すべきかについて、国内外メディアで熱い議論が交わされている。
2 ネットワーク問題、米中相互の商業環境問題、投資問題など、複数の注目を集める問題について、米中両国の考え方には相違点がある。
3 米中投資協定や金融・貿易・教育各分野での両国協力など、米中間の協力プロジェクトについて。