中国国務院は24日、国有企業の混合所有制改革を推進する「国有企業混合所有制経済の発展に関する意見」(意見)を発表した。◇民間資本が国有企業改革に参加すること、◇混合所有制改革で秩序ある外資の導入――を奨励する方針を示している。
これに先立って、国務院は今月13日に「国有企業改革の深化に関する指導意見」(指導意見)を公表。「指導意見」では国有企業を「公益類」と「商業類」に分類している。24日の「意見」は混合所有制改革を進める国有企業の分類についてさらに具体的に説明した。
国有企業混合所有制改革の推進にあたって、「意見」は民間資本の参加を奨励。資本参加、株式買収、転換社債の取得、株式交換などのかたちで、民間資本が国有企業の組織変更・再編、国有資本支配の上場企業の増資、経営・管理に参加できると定めた。