テロ事件、なぜ今回もフランスが標的に

テロ事件、なぜ今回もフランスが標的に。

タグ: フランス イスラム国 パリ

発信時間: 2015-11-16 14:55:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

内政と外交の失策、安全情勢が緊張化

昨年末より、フランスではテロ襲撃事件が増加傾向を示している。報道によると、フランス政府は100件以上のテロ事件を未然に防いだが、監視リストに登録されている過激派は約4000人に達する。そのうち一部はアラブ系フランス人で、シリアやアフガニスタンのいわゆる「聖戦」に加わった経験を持つ。彼らは帰国後に潜伏し、テロ発動の機会を伺っている。鄭氏は、「フランス当局は現在、今回のテロ事件の容疑者の詳しい情報を公表していないが、これらの人物が起こした可能性が高い。シャルリー・エブド襲撃事件の容疑者も、フランス国籍だ」と話した。

フランス人はなぜフランス人をこれほど憎悪するのだろうか?鄭氏は、「フランスは近年、内政と外交でミスを続けた。これはフランスでテロ事件が多発する主因だ」と述べた。

内政を見ると、フランスの移民受入政策に、一定の問題が生じた。多くのアラブ系移民がフランス社会に流入した。そのうちほとんどの人がフランス社会に溶け込めたが、一部の人はフランスの主流社会に受け入れられていない。

外交を見ると、サルコジ大統領の時代から、フランスはリビアやシリアなど中東諸国の情勢に積極的に介入し、厳しい安全情勢に直面することになった。鄭氏は、「シリア問題で、フランスの外交政策にはミスがあった。これは見て取ることができる」と語った。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月16日

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