空港職員二人を逮捕
エジプト安全当局の2人の関係者は17日、エジプトがロシア機の出発地・シャルムエルシェイク空港の職員2人を逮捕したと発表した。
関係者は、「17人が拘束されている。うち2人はシャルムエルシェイク空港で、爆弾を積み込んだ犯人を支援した疑いがある」と話した。
この2人の職員が空港でどのような職務を担っていたかは明らかにされていない。
ロシアが墜落原因をテロと断定したが、エジプトは調査活動の終了後に最終的な結論を発表すると述べるに留まった。
シャルムエルシェイク空港はエジプトで搭乗者が3番目に多い空港で、航空便と搭乗者が忙しく行き交っている。しかし同空港の複数の保安検査員によると、空港で荷物検査に使用されているX線検査装置は頻繁に故障し、かつ検査員が持ち場を離れるという現象もあるという。多くの航空会社はロシア機の墜落を受け、シャルムエルシェイク空港行きの便を取り消している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月18日