トルコに報復、ロシアが「経済の武器」を活用

トルコに報復、ロシアが「経済の武器」を活用。 トルコが24日にロシアのSu-24を撃墜した後、プーチン大統領は直ちに強硬な姿勢を示し、本件は「ロシアとトルコの関係に深刻な結果をもたらす」と述べた…

タグ: トルコ 経済 ロシア 天然ガス 原発

発信時間: 2015-11-27 11:05:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

天然ガスの輸出を規制か

観光や農産物よりも、ロシアとトルコのエネルギー面の協力の方が重要だ。

統計データによると、トルコはドイツに次ぐ、ロシアの天然ガスの世界2位の輸入国だ。ロシアはトルコにとって最大の天然ガス輸出国であり、毎年280-300億立方メートルを輸出し、需要の半分を満たしている。またロシアの在トルコ大使館が発表したデータによると、ロシアはトルコに石油と石油製品を輸出しており、トルコは2013年に4番目の石油輸入国となった。

原発の建設を停止

ロシアとトルコは近年、重大なエネルギープロジェクトの協力を進めていた。

トルコとロシア国営原子力企業のロスアトムは2012年に契約を結び、トルコ南部に原発を建設することになった。トルコのエルドアン大統領は2014年12月にアンカラでプーチン大統領と会談し、原発の建設を加速すると表明し、黒海の海底パイプラインを敷設すると発表した。

一部メディアは、トルコがロシア機を撃墜した後、両国のエネルギー分野の協力が一定の影響を受け、重大プロジェクトが無期限で棚上げされることになると予想した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月27日

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