新華社は7日、「中共中央 国務院の貧困撲滅攻略戦の勝利に関する決定」を発表した。そのうち6つの見所が、特に注目を集めている。
見所その一 貧困県のレッテルを剥がす
決定:厳格かつ規範的で透明な、国家貧困撲滅開発活動重点県審査取消方法の制定を急ぐ。重点県の取消後、攻略戦期間内の国家の貧困撲滅政策を維持する。
解説:「貧困県」のレッテルは長期的に、政策面で数多くの「メリット」を得ることができた。これによって多くの貧困県が、このレッテルを剥がそうとしない現象が見られた。重点県の取消後、攻略戦期間内の国家の貧困撲滅政策を維持する。これは貧困県の実情に十分に配慮してのことだ。
見所その二 貧困家庭の学生の高校・中等職業教育の学費を免除
決定:高校段階の教育を普及させ、貧困家庭の経済的に困難な学生を対象に、普通高校の教育費・雑費、中等職業教育の学費・雑費を免除する。普通高校に進学していない中学校卒業者は、中等職業教育を受けることができる。
解説:貧困家庭の場合、1人の子供を立派に育てることができれば、家族全員の生活に大きな変化をもたらすことができる。貧困家庭の経済的に困難な学生が高校に進学し、中等職業教育の学費・雑費が免除になれば、通学の負担が軽減され、家庭全体の貧困脱却が促される。