ルクセンブルクのアンリ大公とベッテル首相は15日、訪問中の楊潔チ国務委員とそれぞれ会談しました。
アンリ大公は、「ルクセンブルクと中国の関係は歴史が長く、ここ数年大きく発展してきた。中国を何度も訪問したことがあるが、毎回、巨大な発展ぶりに深い印象を受けた。両国は金融、航空貨物運輸などの分野において効果ある協力を展開してきた。双方の実務的協力が絶えず新たな進展を遂げることを望んでいる」と述べました。
ベッテル首相は、「ルクセンブルクと中国は互いに信頼し合う本当の協力パートナーである。ヨーロッパでアジア投資銀行に加入申請した初の国として誇りに思っている。経済貿易、金融、交通などの分野で中国との協力をさらに強化し、相互尊重、平等互恵に基づいて中国との友好協力関係を絶えず深めていきたい」と述べました。
一方、楊国務委員は、「ルクセンブルクは信頼できる重要な協力パートナーである。ここ数年、両国の経済貿易関係は大きな発展を実現した。中国はルクセンブルクとハイレベル往来を強化し、金融、航空貨物運輸、鉄鋼などの分野における協力をさらに拡大していきたい。また、人的往来や文化、観光などの交流と協力を支持し、重要な国際業務において意思疎通を保つことを希望している」と述べました。
また楊国務委員はルクセンブルクの議長、外務大臣とそれぞれ会談しました。
CRIより 2016年4月16日