G20杭州サミット、経済成長の潜在力を発掘

G20杭州サミット、経済成長の潜在力を発掘。

タグ: G20 経済成長

発信時間: 2016-05-24 14:17:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2016年の20カ国・地域(G20)サミットは、9月に杭州市で開かれる。今回のサミットのテーマは、「革新、活力、連動、包容のグローバル経済の構築」で、「包容と共同の発展」が中心的な議題の一つになる。中国側の働きかけにより、今年のG20は初めて開発の問題を世界マクロ政策枠組みの目立つ位置に据え、初めて「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実施に向け系統的な行動計画を制定する。G20主催国である中国がこうすることには、深い意義がある。

G20の開発と協力の推進は、同アジェンダを実行に移すため必要だ。2016年はその「元年」だ。国連持続可能な開発サミットが昨年9月に採択した同アジェンダは、未来志向の開発計画であり、重みのある承諾書でもある。目標制定は万里の長征の一歩目に過ぎず、これを真の実行に移すため、各国は取り組みを強化し協力しなければならない。G20は経済協力の主な国際舞台であり、国際社会はG20がリーダーシップを発揮することに期待している。

G20の開発協力の推進は、世界の経済成長の新たな原動力を掘り出すため、避けては通れない道だ。世界の経済成長は原動力が乏しく、貿易と投資が低迷している。主要経済体のマクロ政策に二極分化が生じており、新たな開発の不平等・不均衡を招く可能性がある。多くの発展途上国は開発の大きな潜在力を秘めている。これは未開の大洋であり、見積もり難い成長の原動力を引き出し、世界経済の希望に火をつけることができる。

G20の開発協力の推進は、中国がG20にもたらした独特なアングルだ。中国は最大の発展途上国であり、独特な発展の経歴を持つ。またその他の発展途上国とも緊密な関係を維持している。2016年のG20主催国である中国はリーダーシップを発揮し、G20が同アジェンダを全面的に実行し、世界経済成長の新たな道を模索し、世界の開発事業に重要な貢献を成し遂げるようけん引するべきだ。「包容と共同の発展」という議題は、持続可能な開発問題を直視し、各経済体の共同推進を促す。また各産業のウィンウィン、各層の繁栄と共有を促し、サミットの大きな見どころになることは間違いない。

G20は今年、同アジェンダの行動計画を制定・実行し、集団行動・国別行動によって、自国の取り組みを積極的に推進する。それと同時に発展途上国に支持を提供し、着実な行動により国連事業に貢献する。

1   2   3    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。