052D型駆逐艦、レーダー性能でイージス艦に勝る

052D型駆逐艦、レーダー性能でイージス艦に勝る。

タグ: 052D,日本,あたご型

発信時間: 2016-05-27 13:49:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の防衛省統合幕僚監部が発表した情報によると、自衛隊第5護衛隊所属「あきづき」駆逐艦は東京時間24日午前9時から午後1時にかけて、与那国島の南約360キロの海域を太平洋から南中国海に向けて西進する中国海軍の艦隊を発見し、初めて中国の052D型ミサイル駆逐艦の存在を確認した。

中国中央テレビは防衛省が公開した資料を整理した。海上自衛隊と航空自衛隊は2015年に中国の軍艦を15回、中国の軍機を6回撮影している。自衛隊は今年(5月24日現在)、中国の軍艦をすでに9回、軍機を2回撮影している。

軍事専門家の尹卓氏は、「安倍晋三首相は日本の政権を手にするなり改憲を提案し、釣魚島問題と南中国海問題の喧伝を続け、中国の日本に対するいわゆる脅威をアピールしている。中国の軍艦は今回、国際航路を通過しており、何ら法的問題はない。海上自衛隊がこれほど大騒ぎしたのは、中国の脅威を喧伝し、日本政府の改憲を支持するためだ」と分析した。

防衛省は24日に発表した情報の中で、中国の052D型ミサイル駆逐艦の存在を確認したと発表した。この052D型駆逐艦とは、南海艦隊遠洋訓練に参加した、中国海軍の「合肥艦」(ペナントナンバーは174)のことだ。

軍事専門家の曹衛東氏は、「日本が中国の052D型ミサイル駆逐艦にこれほど大きな興味を示したのは、同型艦が中国海軍で最大の、武器装備が最も先進的なミサイル駆逐艦だからだ。米日は中国海軍艦隊による遠洋訓練の機会を借り、052D型ミサイル駆逐艦を近接偵察し、米日駆逐艦との性能差、異なる点を調べようとした」と述べた。

中国中央テレビの報道によると、米海軍の主力はイージス艦だ。米海軍の駆逐艦は現在、アーレイ・バーク級(計62隻で増加中)のみで、すべてにイージスシステムが搭載されている。西太平洋方面において、米軍は横須賀にイージス艦を8隻配備している。9隻目は2017年夏に配備予定。先ほど南中国海でいわゆる「航行の自由作戦」に参加した「ラッセン」、「ウィルバー」「ウィリアム・P・ ローレンス」は、いずれも同型艦だ。

海上自衛隊は各種駆逐艦を47隻保有している。うちイージス艦はこんごう型4隻、あたご型が2隻の計6隻。防衛省は今年より、イージスシステムを搭載したミサイル駆逐艦2隻の建造を開始する予定だ。

曹氏は、「米国と日本のミサイル駆逐艦の排水量はいずれも9000トン以上で、あたご型とこんごう型は1万トンに達する。052D型駆逐艦の排水量を上回るため、搭載される武器装備の数も多い。米日の駆逐艦はミサイル迎撃任務を担うが、中国の052D型駆逐艦は地域内の防空ミサイルのみで、弾道ミサイル迎撃任務を担わない。また中国の052D型駆逐艦と米日のイージス艦の性能はほぼ同様で、052D型のフェーズドアレイレーダーは性能面で勝る可能性がある」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月27日

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