米ハフィントンポストは24日、「中国がすぐにも空母超大国に」という見出しにより、中国の空母の発展に関する未来の青写真を描いた。記事によると、中国2隻目の国産空母が、上海で秘密裏に建造されているという。軍事専門家の曹衛東氏は、次のように述べた。
中国は確かに同時に2隻の空母を建造する能力があるが、短期間内に大量の資金を投じて大規模な水上作戦部隊を構築することは、中国の実情に合致するとは限らない。
いかなる国の経済・軍事発展も、順を追うようにして実現される。空母は単独作戦を遂行する艦艇ではなく、十分な数の潜水艦、駆逐艦、艦載機などと共同作戦を展開する必要がある。海外メディアの推測が、中国の実情に合致するとは限らない。また原子力空母の建造は技術的に大きな問題があり、かつこれを組み合わせる新型艦載機と水上艦を開発する必要がある。これは大々的なプロジェクトであり、容易なことではない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月29日