シンガポールのリー・シェンロン(李顯龍)首相は21日夜、建国51周年の祝賀行事で体調不良になり、演説を中断した。
シンガポール建国51周年祝賀行事は、同日午後6時40分に始まった。この行事は4年連続で宏茂橋の工芸教育中区学院で開かれている。リー首相の演説は全国民向けに、テレビで生中継されていた。
リー首相はまず、マレー語と中国語で演説した。約30分の休憩後、夜8時に英語で演説し、シンガポールの未来のビジョンを描いた。演説から約1時間後、リー首相は顔面蒼白になり、体がふらつき、痙攣を起こした。
シンガポール首相府はその後、「長時間立ち、炎天下で水分不足になった。すでに心臓病や中風の可能性は否定されている」という声明を発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年8月22日