習近平国家主席は17−23日にかけて、エクアドル、ペルー、チリの3カ国を歴訪し、リマで開催されるアジア太平洋経済協力(APEC)第24回非公式首脳会議に出席する。習主席にとっては、第18期中央委員会第6回全体会議(六中全会)後で初の外遊であり、3回目の南米大陸訪問であるため、重大な意義を持つ。
習主席の今回の南米訪問は、友好促進と協力深化の旅だ。この3カ国は地域の重要かつ代表的な国であり、中国と伝統的かつ深い友好、協力の良好な基礎を持つ。今回の訪問は中国と3カ国の伝統的な友好関係を強化し、二国間政治相互信頼及び実務的協力の水準を全面的に向上させる。さらに中国・ラテンアメリカ包括的パートナーシップを実務的にし、深めることで、「中国とラテンアメリカの時間」の新たなページをめくる。
APEC第24回非公式首脳会議の出席は、今回の訪問の「正念場」だ。習主席はいろいろな活動に出席し、アジア太平洋の共同繁栄、地域協力の深化を促進する「中国のプラン」について説明し、アジア太平洋と世界経済の発展に「中国の原動力」を注ぐ。中国・ラテンアメリカ運命共同体の基礎を固め、アジア太平洋の実務的な協力を拡大する。習主席は今回の訪問で、中国とラテンアメリカ、アジア太平洋の協力の新たな未来を切り開くだろう。
(筆者:張茂栄 中国現代国際関係研究院世界経済研究所)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年11月18日