中国初の国産空母の進水の時期が、先ほど注目を集めた。艦載機は空母の戦闘力にとって最も重要な武器であり、その発展も注目されている。J-15B艦載戦闘機の量産化について、軍事専門家の尹卓氏は中国中央テレビのインタビューで「完全に期待できる」と話した。
中国中央テレビの報道によると、パルスドップラーレーダーを用いるJ-15艦載機が生産停止された。フェイズドアレイレーダーを搭載するJ-15Bが、量産に向け準備を整えている。フェイズドアレイレーダーに替えたことで、J-15Bの捕捉距離と能力は米国のF-35Bに劣らなくなっており、制海権・制空権奪取の任務遂行が可能になった。
J-15Bの量産化について、尹氏は「完全に期待できる」と話した。
それではJ-15Bの性能は、J-15からどれほど向上したのだろうか。尹氏は「レーダーは軍機の作戦性能にとって重要な設備の一つだ。空母艦載機がフェイズドアレイレーダーを搭載したということは、情報化システムがさらに飛躍し、全面的なデジタル化を実現したことを意味する。今後これをベースに改造を行えば、未来のカタパルト搭載空母で使用できるようになる」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年4月27日