中国海軍第26次護衛艦隊の「揚州」は現地時間15日、国連世界食糧計画(WFP)の人道支援物資を輸送する商船を護送するため、ソコトラ島北西部海域を出航した。2100カイリ余りの航程を経て、8日後にケニア・モンバサ港に到着する予定だ。中国新聞社が伝えた。
中国海軍によるWFP船舶の護送としては時間も距離も過去最長であり、責任ある大国としての中国のイメージを示す特殊な任務だ。これに先立ち、護送海域の特徴及び最近の海賊の活動状況に基づき、護送計画を研究し、策定するとともに、艦艇・航空機合同海賊対処、武力救出、特殊部隊員降下など的を絞った訓練を実施した。
護送中、「揚州」は監視・警戒を強化し、定刻に商船と状況を伝え合うとともに、状況に応じてヘリコプターで周辺海域を巡視し、不審船を直ちに排除する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月17日