「呼吸装置正常、推進器正常」「目標の3番島に向け、隠れながら前進せよ」慌ただしい指示を受け、酸素ボンベを背負った特戦潜水士が直ちに海に入り、跡形もなく消え去った。
夜の帳が下り、広東省公安国境警備総隊深セン支隊海上特勤隊が上陸作戦訓練を行い、部隊の迅速な反応能力を磨いた。
「1番エリア安全」「2番エリア安全」特戦隊員は15分で島への上陸、施設捜索を完了した。
2008年に発足した同部隊は、海の熟練した戦闘・救助勢力で、隠密作戦、海上捜索救助、引き揚げ作業のほか、掃海作業、危険物探査などの特殊任務を遂行できる。彼らは国境警備隊の「海の蛟竜」と呼ばれている。同部隊は広州アジア競技大会、深セン世界大学生運動会などの水中安全保障作業に参与し、海の遭難者30人以上の救助に成功している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月10日