米ホワイトハウスは8日、トランプ政府が移民制度改革法案を国会に提出したと発表した。国境の安全の強化、移民制度、新グリーンカード発行制度の構築などが盛り込まれている。
同法案で、トランプ政府はメキシコとの国境壁への財政拠出、1万人の移民・税関局職員、1000人の移民弁護士、370人の移民裁判官、300人の連邦検察官を増やし、米国公民及び永住者の配偶者と未成年子女へのグリーンカード発行の規制、「ポイント制」の移民制度の構築などの認可を促す。
また、ビザの在留期間超過、避難民の規制及び入国基準の引き上げなども含まれている。
不法移民の規制はトランプ大統領の選挙段階の承諾の1つであり、大統領就任後は複数の移民入国禁止令に調印し、国内外で議論されてきた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月10日