(7)国家監察体制改革の深化:国家監察体制改革の試行を全国で
報告は、国家監察体制改革を深化させ、全国で試行を展開するとした。国家監察法を制定し、法に基づき監察委員会に職責・権限と調査手段を与え、留置を「両規」措置の代わりとする。
中国共産党中央規律検査委員会副書記、監察部部長の楊暁渡代表は第19回党大会のレセプションで「党委員会の指導のもと、中央規律検査委員会と監察委員会は合同で事務をする。これは党指導部の党内監督及び国家監督の効果的な統一を十分に示している」と述べた。
(8)幹部審査・評価メカニズムの改善:厳しい管理と熱愛、奨励と拘束を結びつける
報告は、厳しい管理と熱愛、奨励と拘束を結びつけるとした。幹部審査・評価メカニズムを改善し、奨励メカニズムと過失是正メカニズムを構築する。責任感を持ち実務に励み、私利を貪らない幹部を明確に支持する。
国家行政学院の竹立家教授は「理想と信念の政治思想教育を強化し、紀律の執行を強化し、党員と幹部に畏敬の念を抱かせ、ラインを守らせる。同時に改革は試行の失敗を許し、失敗に寛容になることで、初めて多くの幹部の革新および奮進の積極性と能動性を刺激できる。各級党組織は具体的な関連制度の細分化が必要だ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月23日