米隔月誌『ナショナル・インタレスト』(電子版)は11月6日の記事で、中国はY-20をベースに次世代空中給油機を開発する可能性があると伝えていた。そうした場合、燃料の積載量は110トンほどに他する。J-10に4−5トンずつ給油するならば、20機に給油できる。これは解放軍現役のHY-6の給油能力をはるかに上回る。
軍事専門家の王明志氏はこの問題について「空軍に需要があれば、技術的には可能だ。Y-20をベースに大型給油機を開発するのは自然な流れだ」と話した。
尹氏は「Y-20を空中給油機に改造すれば、その性能はHY-6から飛躍的に向上し、燃料積載量は4倍以上になる」と述べた。
この大量の燃料に、軍機そのものの航続距離と武器の射程距離を加えれば、中国空軍機の作戦範囲は大幅に拡大する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月15日