中英は「黄金時代」の増強版を共に築く

中英は「黄金時代」の増強版を共に築く。

タグ:中国外交

発信時間:2018-02-03 14:25:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の習近平国家主席は1日、中国公式訪問中の英国のメイ首相と北京で会談した。習主席は「中英双方は時代の潮流に順応し、両国各自の発展段階と協力のニーズと結びつけて、中英関係に新たな時代的内包を与え、『黄金時代』の増強版を共に築くべきだ」と強調した。(文:王義桅・中国人民大学国際関係学部教授。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

習主席は会談で「中英双方は『一帯一路』の枠組でさらに広範囲、高水準、深いレベルの互恵協力を繰り広げることができる」と強調した。メイ首相は「習主席の打ち出した『一帯一路』協力イニシアティブには計り知れない世界的影響がある。英中が『一帯一路』協力を繰り広げ、世界と地域の経済成長を促進することを希望する」と表明した。

英国は西側の他の大国に先駆けて「一帯一路」への支持を表明した。聡明で実務的な英国人は中国と「一帯一路」協力を繰り広げる道を見出し、西側の他の大国の模範となった。

戦略の連携。英国が中国のチャンスを捉えると同時に、中国もハイテク製造業、文化・クリエイティブ産業、金融サービス業の技術・標準での英国の優位性を捉え、中国経済のモデル転換と英国の優位性を連携させ、中国の「一帯一路」と英国の経済振興計画を連携させて、中国と西側の協力、東西相互参考の新時代を開く。

「五通」に寄与。歴史ある金融大国である英国の「一帯一路」参加は、シルクロード基金と人民元の国際化を推進する作用を果たす。英国の弁護士事務所、会計、会計監査、金融、保険、エネルギーなどの業界のリーディングカンパニーは、早期参入を基礎に投入を拡大しようと手ぐすねをひいている。歴史的原因から、「一帯一路」建設に参加する国の一部は英米法体系を採用している。中英協力は「一帯一路」建設の「政策の意思疎通、インフラ施設の連結、貿易の円滑化、資金の調達、民心の通じ合い」(五通)を後押しする。

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