第13期全国人民代表大会第1回会議は3月8日午前10時、メディアセンターの多機能ホールで記者会見を開き、外交部の王毅部長が「中国の外交政策と対外関係」について国内外の記者の質問に答えた。
王毅外交部長は、今年の中国の外交の見所は、主に4大ホスト国活動になると説明した。
(一)4月に海南省で開かれるボアオ・アジアフォーラム年次総会、主旋律は「改革開放」。今年は中国の改革開放40周年だ。今年の年次総会は改革開放の成功経験を総括し、新時代の改革深化と開放拡大の新ビジョンを示す。
(二)6月に青島市で開かれる上海協力機構サミット、主旋律は「上海精神」の発揚。加盟国拡大後の上海協力機構は、相互信頼、互恵、平等、協議、多様な文明の尊重、共同発展を目指すという「上海精神」を温め、上海協力機構の発展・拡大の新たな旅路につく。
(三)9月に北京市で開かれる中国・アフリカ協力フォーラムサミット、主旋律は「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)。アフリカ諸国は今回のサミット出席を契機とし、全面的に「一帯一路」の建設に参与し、双方の全面的な戦略的パートナーシップに新たな動力を注ぐ。
(四)11月に上海市で初開催される中国国際輸入博覧会、主旋律は「市場開放」。中国は世界に両手を開き、市場の潜在力を示し、各国が中国の発展の新しいチャンスを共有することを歓迎する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月8日