米ロッキード・マーティン社はこのほど、F-35ステルス戦闘機の品質問題の解消に取り組んでいると発表した。問題は主にステルスシステムに集中しているという。米ディフェンス・ニュースが6日、伝えた。
米政府は先ほど、同社が生産するF-35戦闘機に、部品加工における品質問題など多くの瑕疵があると批判した。同社はこれに対して、上述した問題の解消に取り組んでいると回答した。
同社によると、F-35は生産ペースが速すぎ、非常に特別な技術問題が生じていることから、問題解消にはさらに時間がかかるという。また同社によると、これは人的ミスではなく技術的な問題だ。F-35の製造には精密度が最高の設備が必要であり、一連の新たな問題が浮上すると、F-35の品質と交付に影響が生じるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月8日